デザイン会社で働く
ひろみの双子の妹で、私立鵠沼学園の書道部部長。外見は姉のひろみと瓜二つだが性格が正反対で、杏子や詩織からは「悪魔のような性格」「ブラック日野ちゃん」と言われている。ひろみに強烈なライバル心を持ち、目覚まし時計を時間前に止めたり、メガネを隠したりイジワルをして喜びを感じている。ひろみ同様に書の腕前は優秀で二人して市民書道大会で優秀賞を取るほど。 勅使河原 亮(てしがわら りょう) 私立鵠沼学園書道部唯一の男子部員で1年生。男前なうえ冷凍おせち は社交的。以前から書の鍛錬を重ね腕前もかなりのもので、縁たちも参加した市民書道大会で秀作賞をもらった。プライドが高く、当初は縁の書の実力を見くびっていた。しかし根は素直な性格であり、合同合宿の後に縁の実力を認め、良きライバルとなった。 見城 美弥子(けんじょう みやこ) 私立鵠沼学園の書道部副部長。長髪で切れ長目の外見。書の実力は確かだが、運動はあまり好きではないようだ。よしみの負けず嫌いな性格に手を焼いている。 宮田 麻衣(みやた まい) 私立鵠沼学園書道部の1年生。縁が偶然バイトすることとなった鎌倉駅近くの蕎麦屋の娘で、店のメニュー表などを自分で書きたいと思い、書道部に入部した。一緒に合宿を行った他校唯一の男子であるにもかかわらず、縁のことは記憶になかった。バイトに来た縁に対して、当初は「使えない」と見ていたが、縁がスムーズに外国人客の応対をしたことから見直し、縁に好意を持つようになった。しかし暗にデートに誘ったものの他の用事を優先して断ったことを生意気と考えるなど、一方的な所がある。本人をほとんど知らない加茂と三輪の評価はあまり良くない。書道は望月より経験が浅い初心者だが、にもかかわらず良い評価を受けた為に、望月から密かにライバル視されている。 笠置 奈津子(かさぎ なつこ) 私立鵠沼学園書道部顧問。大学書道科卒。25歳。スポーツ好き。明石という名の恋人がいる。 三浦 清風(みうら せいふう) 神奈川県きっての書家で書道歴は60年。市民書道大会に審査委員長として現れた。横浜 マンション はスケベで、杏子に対してよくセクハラまがいなことをしている。縁を初心者であることを見抜いたが、縁に対し厳しい言葉をかける一方で買っているようだ。 大江 英子(おおえ ひでこ) 縁の祖母で、眠たい眼つきなどが似ている。旧姓は神林(かんばやし)。カナダから帰国した縁たち親子と暮らしている。経験豊かで孫らに良き助言者となっている。縁が望月に気があることを察し、人知れず応援している。湘南女学院に通っているころ(47年前)、清風に書道を教わっていた。 大江 義之(おおえ よしゆき) 縁の父親。板前だが仕事は長続きしないようである。嘘をつかないことをモットーとしているが、それが原因で妻に逃げられたとのこと。またサラ金からの借り入れがおおよそ10万円くらいあるらしく、初対面の結希を借金取りと勘違いして海に飛び込み逃亡した。昔はピンク・レディーの親衛隊だった。名前は王羲之にちなんでの命名。 『友子の場合』(ともこのばあい)は、藤野美奈子の漫画作品。ビッグコミックスピリッツ連載。 世にも奇妙な物語で2度テレビドラマ化され、1996年にぼくたちの映画シリーズとして公開された。 想像力と頭の回転は超人的だが、天然ボケでいつも考えが異常な方向へ向かってしまう女子高校生、友子の日常を描いたギャグ作品。例えば、遅刻を誤魔化すために色々な言い訳のアイデアを瞬時にひらめき葛藤するが、徐々におかしな方向に思考が傾いていき、登校中にレイプされたことになってしまうなど、友子の身に起こる些細な問題を考えすぎて異常に大きくしてしまい、異常な結末となるジェットコースター的ギャグエピソードが主となっている。 ドラマ、映画版ではともさかりえのハイテンションでコミカルな演技が好評を得て、人気作となっている。 高校2年生の田村友子は、受験前の最後の夏を満喫しようと、クラスメイト8人と温泉一泊旅行に出かける。しかし友子が気を利かせて駅弁を買いに途中の駅で降りて、電車に乗り遅れて友人達とはぐれてしまう。そこから悲劇が続いていく青春コメディ。 ともさかりえの初主演映画。 「友達なんてほしくない」。机に落書きをされるなど、イジメにあっていた小学生・佐倉やまと。そんな彼女の目の前に桐島藍が現れ、2人は友達となる。しかし、やまとは遠い外国へ行くことになってしまった。やがて、5年後、やまとは藍に会うために日本へ戻ってくる。やまとは、藍と同じクラスになり、席も隣同士にもなれたのだが、彼女はすっかり変わってしまっていた…。 佐倉やまと(さくら やまと) 主人公。高校生で、藍のことを親友だと思っている。藍とは親しくなってから不用品回収 を発つまでの2年間、親友であった。しかし、5年後に戻ってきた際には、シカト同然の態度をされてしまう。烈のことを最初は「藍のダメ彼氏」と誤解していたが、和解。喧嘩友達のような間柄になる。 桐島藍(きりしま あい) やまとが日本を発つまでの2年間親友だった。小学生の頃は真面目で友達思いの心優しい少女だったが、やまとが戻ってきた際には、5年前とはすっかりキャラクターが変わってしまっていて、しょっちゅう学校をサボりゲーセンなどに行く不良になってしまっていた。しかし、その原因は、中学生の頃のいじめで痛い目に遭い、「人を信じる」ことができなくなったからであった。 藍の彼氏。彼氏になった本当の理由は、彼氏になれば藍が受けたいじめを助けられるとの思いからであった。 真鍋水樹(まなべ みずき) かつては藍の彼氏であったが、藍がいじめられていた頃はウィークリーマンション で手術を受けていた。やまとを時々助けてくれている。 森田来実(くるみ) やまとの友達のフリをして、藍とやまとの友情を引き裂こうとする。 水谷奈々子(みずたに ななこ) やまとのクラスメイト。過去に、いじめられていた際やまとに助けられた。 シリーズ1作目の『U.F.チャンス』は、花とゆめの月例漫画賞に投稿された作品で、那州のデビュー作でもある。 設定にSF的要素はあるものの、ストーリーのジャンルとしては「学園恋愛コメディ」である。 『U.F.チャンス』が好評だった為シリーズ化されたが、1作目で恋愛物としてのストーリーは完結してしまっていた為、2作目の『秘密だよ』からは物語の時代を遡って進められている。これについて那州本人は、単行本『妖魔襲来!復讐鬼』で「このシリーズは1作目が完結編だった」と述べている。 また、翌年から開始された短編連作シリーズ『フラワー=デストロイヤーシリーズ』と世界を共有しており、共通のキャラクターも登場する。 前述のとおり、恋愛物としての完結編は『U.F.チャンス』に相当するが、『フラワー=デストロイヤーシリーズ』の完結編『ダーク・エイジ』でふたりのその後にも触れられ、徹にある決意を語らせていることから、『ダーク・エイジ』もまた『智美と徹シリーズ』の完結編といって良いと思われる。 U.F.チャンス 別冊花とゆめ1985年冬の号掲載。高校3年の秋が舞台。 秘密だよ 花とゆめ1985年12号掲載。中学2年の夏が舞台。 BOYのテーマ 花とゆめ1985年16号掲載。高校2年の夏が舞台。シリーズ中唯一、SF的要素は全く出て来ない。 冬の瞳 花とゆめ1986年6号掲載。高校2年の冬が舞台。 高西智美はごく普通の凡庸な少女。想いを寄せる幼なじみの不破徹は容姿端麗・学力優秀・スポーツ万能のスーパーマン。余りの万能ぶりに、『彼は宇宙人だ』という噂が立つ始末。智美はすっかり萎縮してしまい告白どころではない。 そして、徹が宇宙人だと頑なに信じ真実を追い続ける、中学からの友人・氷浦実。彼等が真実に近付いたり遠のいたりしながら学園生活を送ってゆくが、実は徹の身体は奇病に冒されていた……。 シリーズの主人公。ごく普通の、むしろ少々ボーッとした性格の凡庸な少女。図書委員。 幼なじみの徹に恋心を抱くが、彼が余りに「フツーじゃない」為になかなか積極的になれない。その傾向は、年を追って強くなっている。 中学2年の夏と高校3年の秋に、徹の正体を知る。前者は徹に記憶を消され、後者は夢オチ(と思い込む)に終わってしまったが、ふたりが交際している『ダーク・エイジ』では、すべてを知った上でなお彼を愛しているようである。 『フラワー=デストロイヤーシリーズ』の主人公・高西智恵のひとつ年上の姉である。 不破 徹(ふわ てつ) シリーズのもうひとりの主人公。容姿端麗なうえ、いわゆる何でも天才的にこなすスーパーマン。図書委員長で男子バレーボール部部長。 彼の正体は、彼の出生直後宇宙船が地球に不時着して以来、救援信号を送りながら地球人のふりをして暮らす宇宙人である。万が一ボロが出た際好意を以て受け入れられるよう、彼の「地球人としての人格」を決めたのは、彼の実の父らしい。 智美の想いにも気付きはじめているが「地球では治せない奇病」に冒され、早く治療しないと余命いくばくもない状態に陥っている。 『ダーク・エイジ』では、両親は既に故郷へ帰ったうえで彼ひとりだけが地球へ戻り、今後は「地球人」として生きてゆく決意を語っている。