デザイン会社で学ぶ
GUNG-HO-GUNS(ガンホーガンズ)は、始めの内こそレガートの指示により“ヴァッシュの死”を目的としていたが、レガートがナイヴズに一蹴された後(『マキシマム』以降)は、“ヴァッシュに最高の苦しみを与える”ことに変更された。しかしGUNG-HO-GUNSのメンバーはそれぞれの理由でGUNG-HO-GUNSに所属しており、必ずしもレガートに従っている訳ではない。 また、ウルフウッドはナイヴズから直接ヴァッシュを連れて来るように指示されて行動していたが、レガートには知らされていなかった。 因みにヴァッシュに渡されたコインケースは、自分の必殺技である金属糸の動きを封じる夜行バス 装置であった。 原作、アニメ共に、「不殺」を誓うヴァッシュに自らを殺させることでその誓いを破らせた人物。 レム・セイブレム 声:久川綾 地球からの移民船団を運行していたクルーの一人であった黒髪の女性。船内にて異質な存在として生まれたヴァッシュとナイヴズを保護して育てた、ヴァッシュ達の母親のような存在。独自の哲学と強い信念を持っており、命を賭けて誰かを守ろうとするその献身の姿と思想が、後のヴァッシュの行動原理となっている。 大墜落にて、ヴァッシュとナイヴズを避難させた後、最後まで移民船団を救う為に母船に残り続け、制御不能な衝突コースの船と運命を共にした。最期まで、自分の子供のように思っているヴァッシュとナイヴズを気遣っていた。 原作では、移民船クルーとなる以前に「アレックス」という名の恋人が存在した(そして、おそらくは既に亡くなっている)事が示唆されている。ファンの間では、『マキシマム』開始当初にヴァッシュが名乗った偽名「エリクス」はそのアレックスに由来するものではないか、という説も存在する。 尚、ヴァッシュの真紅のコートも、レムの大好きな花「ゼラニウム」の色をイメージしており(ゼラニウムの花は数種類あり、色も様々なので、おそらくレムが好きだったのはその中の赤い花を咲かせる品種だと思われる)、花言葉は「決意」である。 アニメ放映当時、原作では短い回想シーンのみの出演だった為、アニメ版では清楚で華奢な雰囲気でまさに聖母といった風体であるが、原作の過去編では太い腕を持ち、錯乱したヴァッシュがナイフで自殺しようとした時には文字通り身体を張って止めるなど、母性だけでなく父性も併せ持つ気丈で力強い人物として描かれている。また、ヴァッシュとナイヴズの誕生パーティーに鼻眼鏡をかけたり、クルー仲間のジョークに軽口で返すなど、ユーモアや茶目っ気もある。 レブナント・ヴァスケス 本名はウィリアム(ビル)・コンラッド。ナイヴズ一派からは「ドクター」と呼ばれていた、ナイヴズの主治医的存在。レムとは同じ移民船のクルーであり、彼女と同じくヴァッシュ達の存在を他のクルーには秘密にしていた。 大墜落後にヴァスケス伯を名乗り、プラント技術者の権威として暮らしていたが、ナイヴズによって同行を強要される(その際に死んだ事にされ、ヴァッシュに殺害容疑が掛けられる)。研究者としての知的探究心に流され助力、ヴァッシュとナイヴズに「エンジェル・アーム」の施術を施したが、その一方でプラントの力を使用する度に命を蝕む黒髪化を待っていた(万が一2人が暴走した際、人間を滅ぼすのを阻止する為)。黒髪化発現後のナイヴズによって殺害され、唯一の解決策である「DNAコード」は永久に封印された。その時点で大墜落から100年以上が経過していたが、存命していたのはコールドスリープから目覚めるタイミングの関係と思われる。しかしレムや他のクルーと共に空中分解し墜落した母船に乗っていたにも関わらず存命していた理由は不明。 アニメ版でのヴァスケス伯は、別個のキャラクターとして描かれている(こちらにはコンラッドが登場しない)。レムの血縁者であったが、レムに執着するヴァッシュを挑発するためにナイヴズにより殺害され、ヴァッシュがその犯人として濡れ衣を着せられた。 原作、アニメ版とも、ロストジュライ事件が起こるのはこの直後の事である。 テスラ ヴァッシュ達が生まれる前に誕生した女性型自立種。誕生と同時に「新たなる種との遭遇」「世紀の大発見」と狂喜したプロジェクトSEEDSのメンバーによって観察がなされた。初めはただの観察の域を出ないものだったのだろうが、次第にその行為はエスカレートし、倫理的・人道的に外れる手段を用いてまで彼女を調べつくした。この中でテスラは急速に衰弱、最後には無理な治療まで施されたが死亡、その遺体は解剖され標本にされた。死した彼女や当時の記録との出会いが、その後のヴァッシュとナイヴズの関係を大きく狂わせ、道を分かつ結果となった。なお、この事件はSEEDSクルーらにとってもトラウマだったらしく、かつてのそのブロックは厳重に封鎖されており、封鎖されていた医療室のコンソールには造花が手向けられていた。 クロニカ 砂漠の惑星へと人類救済に現れた地球船団「ピ-セズ・オブ・アース」のクルーであり、冷静沈着な切れ者の女性体自立種。生まれは人類とは異なりながらも人間として扱われ、人権を持っていることが作中の他のクルーとの様子から読み取れる。緑茶をすするなど、文化などに対する志向が強いようだ。 相棒であり、ナイヴズによって融合体と化した自立種ドミナには強い仲間意識を持っていた模様で、報復のために分離後のナイヴズへ攻撃を仕掛ける場面があった(これはリヴィオに阻止される)。 日本茶を好む。 [編集] GUNG-HO-GUNS(ガン・ホー・ガンズ) ナイヴズによって選出され、彼の下に集った戦闘集団。レガートによりコインを持たされ、ヴァッシュへの外国為替証拠金取引 として送り込まれる。なお、原作とアニメではメンバーの顔触れ(リヴィオ、ラズロ、エレンディラは原作のみ、エヴァーグリーン、ケインはアニメのみ)、細かな設定、ナンバーが異なる。 1. モネヴ・ザ・ゲイル 声:天田益男 最初の刺客。筋骨隆々とした屈強な大男で、顔の上半分を鉄仮面のようなマスクで隠している。 超重量級の連射火器の扱いを得意とし、多数の重火器を持ち歩いている。遮蔽物や障害物をまるで問題にしないその威力から「疾風」の異名を取る。ヴァッシュのみをターゲットとした戦闘マシンとして、20年以上地下室で育てられトレーニングを重ねてきた。 その圧倒的な回転式バルカンの火力でヴァッシュを追い詰めたが、外国為替 の超人的な精密射撃を立て続けに喰らい戦意を喪失。その後ヴァッシュに解放されるが、第二の刺客として放たれたマイン・ザ・EGマインによって処刑された。 2.マイン・ザ・EGマイン 声:堀川亮 モネヴが敗れた後に現れた第二の刺客(アニメではドミニクが敗れた後に現れた)。ヴァッシュとの戦いに破れたモネヴ(アニメではドミニクも)を処刑するが、原作ではヴァッシュに一蹴(銃ではなくバッグでの殴打で)、アニメでは雷泥との仲間割れの末に一突きで殺された。 ハリネズミのような球体装甲を纏い、敵に金属製の針を放射して串刺しにする。全方位攻撃が得意で、死角が無い事が自慢。初登場時の名前はE・G・マイン。 3. ドミニク・ザ・サイクロプス 声:沢海陽子 片目をシャッター付きの眼帯で隠した、GUNG-HO-GUNSの紅一点。その目に秘められた資産運用 で相手を短時間催眠状態に陥らせ、知覚と意識に空白を作り、その隙に接近して(相手には瞬間移動したように見える)銃撃を行う。 眼帯側の目は、原作では爬虫類を思わせる異形のそれであったが、アニメでは形は普通で色が真紅になっただけ(いわゆるオッドアイ)として描かれている。 原作ではジュネオラ・ロック・シティにてヴァッシュと一騎打ちを繰り広げる。当初、物理的に説明の付かない瞬速に完全に翻弄されていたヴァッシュだったが、指先の苦痛に感じる違和感から催眠術の存在を見抜き、勝負をひっくり返す。その後、敗れてレガート(若しくはナイヴズ)の足手纏いになることを拒否した彼女はビルの屋上から身を投げ、自ら命を絶った。 上記の敗北時の行動などから、レガートに対しては主従関係を超えて恋愛感情めいたものを持っていた節がある(劇中で明記はされていない)。 せっかくのGUNG-HO-GUNS紅一点でありながら、早々に決着をつけ退場させてしまった事を後々内藤は後悔したらしい。 なお、アニメ版ではモネヴの次に登場し、ナンバーは2となっている。最期はヴァッシュに諭されてGUNG-HO-GUNSから逃亡しようとするが失敗、マインによって処刑される、という流れに変わっている。 4. レオノフ・ザ・パペットマスター 声:肝付兼太 骨格や肉付きなど人体を極限まで再現し(そのため、人形のモデルとなった者達は殆どが生きながらにして腑分けにされている)、傍目には人間としか思えない精巧な操り人形を、糸と金属球のからくりで大量に(かつ同時に)操る老紳士。発音に不自由がある(何らかの障害なのか、訛りがきついだけなのかは定かでない)ため、通常は愛用の人形ウーニカを介して腹話術で話す。 本人が喋る際、原作では「月」と書いて「ルナ」と、「戮」(りく)を天地逆にして「くり」と読ませるなど、一見誤変換のようなセリフの表記が印象的であった。アニメではさすがに表現できず、若干たどたどしい口調になった程度。 大量の人形を駆り立て、かつ、その中に一般人を紛れ込ませることでヴァッシュの反撃を削ぐというゲリラじみた戦法でヴァッシュを苦しめたが、最後は「シップ内部のスプリンクラーを強制起動させ、水滴を糸や金属球に絡みかせてその重みで人形の操作を無力化させる」という機転の前に敗れる。 本名はエミリオと言い、ヴァッシュの昔の知り合いであったらしい。しかし、ある出来事を境に人格と記憶が崩壊し、殺人者への道へ踏み込む(最期を迎える直前にそれらを取り戻したと思える描写はある)。作中ではこの話には具体的に触れられていないが、少年時代に片想いだった女性・イザベラをモデルとした人形を命より大事にしている様子から、彼女を襲った運命が影響しているものと推測される。 5. ニコラス・ザ・パニッシャー ウルフウッドのGUNG-HO-GUNSとしての通り名。 フィフス・ムーン事件後、覚醒したナイヴズの勅命で「ヴァッシュを自分の処までなるべく傷つけずに連れてくる」という任務を請け負う。 本来は後述する彼の師・マスターCがその任務に就く予定であり、そのため入れ替わりの事実を知らなかった他のメンバーとの合流直後は、彼自身が「チャペル」と呼ばれていた。当初は、ヴァッシュとナイヴズを潰し合わせる画策をしていたのだが、ヴァッシュとの接触でその計画と彼自身の運命は大きく変わっていく事になる。 なお、アニメにおいては彼自身は正式なメンバーではなく、エヴァーグリーンの台詞から察すると、欠員が生じた場合のリザーバー的な立場であったらしい。